2013.07.09

                第101話 「鎮魂の姿勢」

 基本的な鎮魂の姿勢は、正座し両手を組んで静かに瞑目することであるが、これには布斗麻邇御霊(フトマニノミタマ〜言霊の法則を現した図)に従うことが大切である。

 布斗麻邇御霊は火凝霊(かごたま)で、すなわち「アマノヌホコ」のことである。

 鎮魂は、アマノヌホコの姿をわが身に模写し同化することからはじまる。

 布斗麻邇御霊の図は、言霊の基本的配列を描いている。この配列は宇宙創造の歴史をあらわす。この図の各形を身体各部分に写していくことによって、正しい鎮魂の態勢がうまれる。

 以下、布斗麻邇御霊の形を頭に思い描きながら、この姿勢を整える。

 そして、心には「われ神とともにあり」を強く念ずる。

 「われアマノヌホコとなりて 神の御手にわが身をゆだね 神とともに神の業をなす」という思いをもつこと肝要。

<鎮魂の姿勢>

  1. ○に・の図は「ス」で、合わせた両人差し指は「・」、親指中指のリングは「○」を表す。

  2. ○の中の渦巻きは「ウ」で、先の指以外の指を絡み合わせたもので「螺旋」を表す。

  3. ○に横線は「ア」で、両腕を丸くし、両肘を水平に張った形を表す。

  4. ○に縦線は「オ」で、上体の無駄な力を抜き、体の軸をまっすぐにした形を表す。

  5. ○に十字の線は「エ」で、両腕と上体の縦と横のバランスが整った形を表す。

  6. □に十字の線は「イ」で、臍から下の腰と腹の盤石なる形を表す。

  7. □に十字線と斜め交差線の形は、言霊75声が生きてはたらくこの世界を表す。



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