第101話 「鎮魂の姿勢」2013.07.09
基本的な鎮魂の姿勢は、正座し両手を組んで静かに瞑目することであるが、これには布斗麻邇御霊(フトマニノミタマ〜言霊の法則を現した図)に従うことが大切である。
布斗麻邇御霊は火凝霊(かごたま)で、すなわち「アマノヌホコ」のことである。
鎮魂は、アマノヌホコの姿をわが身に模写し同化することからはじまる。
布斗麻邇御霊の図は、言霊の基本的配列を描いている。この配列は宇宙創造の歴史をあらわす。この図の各形を身体各部分に写していくことによって、正しい鎮魂の態勢がうまれる。
以下、布斗麻邇御霊の形を頭に思い描きながら、この姿勢を整える。
そして、心には「われ神とともにあり」を強く念ずる。
「われアマノヌホコとなりて 神の御手にわが身をゆだね 神とともに神の業をなす」という思いをもつこと肝要。
<鎮魂の姿勢>