プロフィール
前田比良聖
1956年、京都府に生まれる。
10歳の時より武の道を志し、極真会館大山倍達に師事。
17歳で実戦空手界ナンバーワンといわれた芦原英幸の内弟子になり、全日本代表選手に選ばれる。また全国の支部道場を指導に回る。
1980年、石井和義を館長として新日本空手道連盟正道会館を設立。同本部師範に就任。
1983年4月、武者修行のため渡米。数々のトーナメントに出場し「サバキ」と言う相手の背後に回りこむ特異な技をもって現地の空手ファンを魅了。極真のロサンゼルス支部長との試合に圧勝し正道会館の支部とする。
修行のためたまたま訪れた「SHOTOKAN KARATE OF AMERICA」の大島劼師範の道場で不思議な剱に出会う。この剱との出会いがその後の前田の運命を変えることになる。
同年8月に帰国後、南禅寺にて修行。続いて合気道発祥の地、大本本部を訪ね大本の武道講師奥山忠男に出会う。そこでアメリカで見た剱は奥山師が作ったものであることを知る。
「大島は私の後輩で、あの剱は私が与えたものである」と奥山師は言う。この出会いに大いなる奇縁を感じ、早速その場で正道会館師範を辞任し、空手界を脱して大本に滞在を決意。大本に残る霊学、言霊学を学び日本武道の根源を求める稽古に入る。
滞在中、大本四代教主出口聖子の側に仕えることになり、教主の薫陶を受け一念発起す。
2000年、四代教主から「和良久」の武道名を拝命し、みろくの世に向けて必要な人材育成のための技を世界に広げることを神に誓う。
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